GLUON(グルーオン)プロジェクト

(gluon:クオーク同士を結び付ける、糊の働きをする素粒子(glue-on))


GLUONプロジェクトとは

志のある中小企業、個人の各種情報を収集し、それらのピースを組み合わせることによって新しい企てを企画し、それらの企業等を集め、プロジェクトチームを編成、自らのリスクによってプロジェクトを遂行、実現するもの。逆に、持ち込まれた問題を解決するために、企業等を組み合わせてプロジェクトチームを編成し、その問題を解決することも。単なる情報検索サービスの域を超え、新たな情報付加価値を生み出し、自らのリスクテイキングによって実現するという点がポイント。

知の大田区町工場群(そこに持ち込めば、なんとかなる)を目指す。

取り組み

情報収集

企業訪問などによって各企業の情報を収集する。集める項目は、
できる事、できない事の軸と、やりたい事、やりたくない事の軸で考える。

できる できない
どこにも負けない 普通にできる 勉強する できない
やりたい 積極的にやりたい AP AQ BP BQ
普通にやりたい AR AS BR BS
やりたくない 機会があれば CP CQ DP DQ
やる気がない CR CS DR DS

できる事は、(自信を持ってやれる、どこにも負けない当社の売り)という項目と、 (売りではないが、普通にできる)という項目に分ける。 できない事は、(今はできないが、興味があるので、機会があれば勉強してやっていきたい)というのと、(今はできない、今後もやる気はない)というのに分ける。 4つのうち、どこにも負けない、普通にできる、勉強するの3つについて調査する。

やりたい事は、(積極的にやりたい)と(普通にやりたい)に、 やりたくない事は(機会があればやってもいい)と(やる気がない)に分ける。 同様に、少しでもやる気がある項目について調査する。

参加企業としては、取りあえず、情報提供以上の義務はない。最悪、宣伝にはなる。Webで紹介予定(ただし、公開は大分類の、できる、やりたいのみ)。検索付き?

その他、新規プロジェクトにリスクを取って参加する意志、体力があるか どうかの確認をする。意志や体力が無ければ、あくまでプロジェクトに対し、 単独で下請け的に仕事を出す事はある。ただし、そのプロジェクトが大化けしても、 それ以上の払いはない。

個別プロジェクトへの参加

プロジェクトに参加の際は、事前の意志確認に関わらず、その時点の状況や、 案件に対する判断により、リスクを取って参加、下請け的参加、不参加を 選択できる。

企画会議

実際のプロジェクトに対しての参加の他に、これらプロジェクトの企画会議に 参加し、プロジェクトを発案、検討するチームも別に作る。掛け持ち可。

弊社の位置付け、目論み

当社の位置付けとしては、企画発案(企画料)、プロジェクトの進行(プロジェクトマネジメントに関するfee)、プロジェクト自身に対する参加 (投資)など、いくつかの段階、方法の参画の仕方が考えられ、そこから 売り上げを得る。また、持ち込み案件に対するコンサルテーションフィー、 解決に必要な企業のアレンジ料なども考えられる。

基本的にはボランティアではない。お互いに、働きに見合う適正利益は確保するのが基本方針である。

いずれにしても、当面、すぐには収益がみこめないので、少なくとも立ち上がる までは、社内的には裏プロジェクトとする。つまり、別に収入源の仕事をする。

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作成:2000/9/12
最終更新:2000/10/31
有限会社知識情報研究所
鎌田勝浩
kamada@kil.co.jp