ここでは、私の内緒のプロジェクトをご紹介します。といっても、このように公開していますので、内緒でもなんでもないのですが、まあ、そういうことにしておいて下さい。
「地方の時代」と言われて久しい昨今、またまた「首都遷都」論議が巻き起こっています。話を聞いてみると、相変わらず中央集権の思想に満ちています。方や「道州制」などの本来の地方の時代を実現しようとする勢力も現われつつありますが、まだまだ大きな勢いには至っていないようです。
ひるがえってわが身を考えれば、大学などの高等教育機関を出ても、現状良い仕事につくためにはどうしても「東京」などの大都会に出るしか道がないのが現状です。最近では「Uターン」、「Jターン」、「Iターン」などの現象が、世の中を騒がせてはいますが、まだまだ主流になるには程遠い状況です。実際、首都圏の企業に勤める方々の話を聞いてみれば、「仕事があればUターンしたいが、仕事がないので無理」という話を多く聞きます。好きで首都圏に勤めている方々は別ですが、仕方がなく勤めている方々もいるのです。
前に挙げた「道州制」のような、本当の「地方の時代」の完成を待っていては、いつになるかわかりません。であれば、自分達で手を打つしかありません。
仕事がないのであれば、作ればよいのです。幸い、このページが読めるような皆さんは、多少なりともコンピュータに明るいでしょう。
さらに、これからはより一層コンピュータが大衆化することが予想されます。そうなれば、それを手助け(サポート)する仕事が生まれます。サポートはユーザーがいるところならばどこでも仕事が発生します。
人が集中している首都圏はもちろん仕事も多いですが、仕事をする人も多いのです。そういうところはやりたい人に任せておけば良いのです。首都圏には日本の人口の1/4が集まっているといいますが、逆にいえば、地方には3/4の人口がいるのです。
そうです、地方であっても仕事はあるのです。これからはサポートの仕事が増えるでしょう。
また、INTERNETを始めとする通信手段の発達により、直接その場所に通わなくとも出来る仕事が増えています。たとえば、ソフトウェアの開発作業はその好例でしょう。満員電車に揺られて通勤する必要はないのです。通信手段の発達により、各人が好きなところに住んで、そこで仕事をすることが可能な時代になったのです。
このプロジェクトは、最終的にこのような「真の地方の時代」を実現するべく、意思をもった有志が集い、その実現に向けての方向性の模索、実現計画の検討などをするための人的ネットワークを作ることを目的としたものです。
この、「地方発」のプロジェクトを実現するということが、私が東京から敢えて地方都市、ここ「札幌」に拠点を移して開業したという理由の一つでもあります。
上で述べたように、このプロジェクトは、
このプロジェクトを実現するために、以下の活動を実施します。
まずは、このプロジェクトに興味をお持ちの方、実際に参加したい方、ご意見、ご感想などある方は、こちらまでE-Mail下さい。
皆様の参加をお待ちしております。
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※この文章は、鎌田勝浩 (kamada, katsuhiro), kamada@sh.rim.or.jp の責任で書かれています。